院長ブログ

四つ葉のクローバー
宇都宮市竹林、よつばハートクリニック院長のブログ

ウナギおいし♪

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    好きな食べ物を1つだけ上げろと言われればそれは鰻である。即答である。妻の好物でもあるが、美味しい肉よりも不味い鰻を選ぶと言ったら変な顔をされた。その鰻も最近滅多に食べられない。塩分(肝吸い付で10gぐらいはあろうか)やカロリー(味醂・酒・砂糖がかなり手伝っている)も気になるが、絶滅の危機にあるという点も大きい。自分一人が食べるのを我慢したからと言って絶滅の回避にはならないのは理屈であるが、我ながらやはりウナギを愛するが故であろうか▼2009年当時東京大学教授だった塚本勝巳らによってウナギの産卵場所がほぼ特定された。マリアナ諸島西海域の水深150-200mのごく狭い範囲らしい。従来川で10年ぐらい生活して降海して産卵するものと考えられてきたが、実際には海で一生暮らすものが4割、汽水域で生活するものが4割、淡水で暮らすものは2割ぐらいということが判ってきた。不思議な生き物である。環境破壊や大きすぎる漁獲圧の影響を受けやすい。流通量の99%は養殖であるが、元となるシラスウナギは今のところ100%天然である。ウナギの完全養殖は技術的には達成されているが、そのままだとほとんどオスになってしまうとか、エサの問題などもありコストがまだ合わないらしい。もう少しの辛抱か▼鰻と言えば将棋の加藤一二三 九段を思い出す。‘ひふみん’の愛称でバラエティー番組などにも出ており、様々なエピソードに事欠かない人である。昨日ついに連勝が29で途絶えた藤井聡太四段の最初の対戦相手でもある。14歳7ヶ月で棋士になり(今回藤井四段が14歳2ヶ月で更新するまでの最年少記録である)、この度77歳で引退するまでの62年10ヶ月間プロ棋士であり続けた。1180敗というのも歴代最多らしいが、それだけ長く活躍したということだろう。その加藤九段、対局日昼に注文するのが鰻重で夜がまた鰻重と云う。インタビューに答えて曰く昼は鰻が2枚入ったものを注文し、夜は対局が深夜に及ぶことに備えて3枚だそうである(料金は自腹である。念のため)▼私の医師としてのキャリアはこの半分にも満たない。塚本教授にしろ加藤先生にしろ‘執念’という言葉を通り越して神々しさすら感じる。辛いだの疲れただの言っていられない。少し力が湧いて来た。


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